有効態リン酸

有効態リン酸は、土壌にあるリン酸のなかでも作物に吸収されやすいリン酸のこと。可給態リン酸とも呼ばれる。
肥料などで土壌へと供給されたリン酸の大半は、カルシウムや鉄などと結合することで難溶性リン酸に変化するため、施肥を行った ...
無機態窒素

無機態窒素は、アンモニア態窒素(NH4-N)、亜硝酸態窒素(NO2-N)、硝酸態窒素(NO3-N)の総称で、硝酸態窒素は植物が根から吸収することができる窒素の形態です。
また、植物の体内へと吸収された硝酸態窒素は、アンモニ ...
硝酸態窒素(NO3-N)

硝酸態窒素(NO3-N)とは、窒素が化学反応によって酸化したもので、植物が根から吸い上げることで葉や茎を成長させる栄養素である。無機態窒素のひとつに含まれる。
窒素は大気の約8割を占めるものの植物が直接吸収して栄養として取 ...
EC(電気伝導率)

EC(電気伝導率)とは、土壌の電気の通しやすさを示す数値で、大きいほど電気が通りやすく、小さいほど電気を通しにくいことを示している。
純粋な水は電気を通しにくい(ECが低い)性質を持っており、陰イオンと陽イオンのいずれかの ...
pH – KCI

pH – KCIとは、土壌中に存在しているマイナス荷電に保持されている水素イオンの濃度のこと。自由に動いているpH – H2Oに対して、静電引力の影響を強く受けている水素イオンがpH – KCIとして計測される ...
pH – H2O

pH – H2Oとは、土壌中に存在している自由に動いている水素イオン濃度のこと。
数値は0から14までの数字で表され、7が中性。7以上はアルカリ性、7以下は酸性の土壌であることを示しており、栽培する作物や品種ご ...
アンモニア態窒素

アンモニア態窒素(NH4+-N)は、アンモニウムイオンのなかにある窒素のこと。土壌分析においては土壌中にある窒素分に存在しているアンモニア塩のことを指している無機態窒素のひとつ。
アミノ酸やタンパク質、尿酸、尿素などが分解 ...